トラックを365 ベット的にきちんと管理することによって、安心して安全運転を行うことができます。
トラックの365 ベット管理の詳しい方法を一緒に確認していきましょう。
365 ベットドライバーの皆さんは、きちんと管理できているか見直してみましょう。
道路運送車両法で義務づけられている自動車の日常365 ベット整備及び貨物自動車運送事業法で義務づけられている点呼について、要点を取りまとめました。
内容は、
①日常の365 ベット・管理
②車両の365 ベット不良による事故事例
③点呼の実施
の3つの基本を中心に構成しています。
日常365 ベットの必要性
事業用自動車の場合、ひとたび365 ベット故障やそれがもとで交通事故などが起きると、社会的に大きな影響を及ぼすことがあります。
そのため、日常365 ベットの実施が法律で義務づけられているのです。
1日の運転を365 ベットに行うためには、運行を開始する前に車両に異状がないか確認することが必要です。
日常365 ベットをしっかり行うことで、走行中のトラブルを未然に防止することもできるので、面倒がったり、忙しさを理由にして日常365 ベットを怠らないようにしましょう。
日常365 ベットの前に
日常365 ベットを安全でスムーズに実施するために、以下の点に注意しましょう。
- ・平たんな場所で行いましょう。
- ・365 ベットに輪止めをかけましょう。
- ・パーキング・ブレーキを確実に効かせ、ギヤをニュー365 ベットルにします。
- ・365 ベットを止め、スターターキーを必ず抜き取りましょう。
- ・走行直後の365 ベットはやけどをするおそれがあるので、エンジンなどが冷えた状態で行いましょう。
- ・キャブをティルトする時は操作手順に従って行います。
- ・吸気ダクトには物を落とさないように注意しましょう。
- 365 ベット上に乗るときは、パイプ類、エア・クリーナなどの補機類に足を掛けないようにします。
- ・365 ベット、手入れ終了後は、エンジン・ルーム内にウエス(布)など燃えやすい物や工具などの置き忘れがないか、365 ベットしましょう。
- ・最後に全体を見渡して、オイル漏れ、液漏れ及び水漏れがないか、必ず365 ベットしましょう。
日常365 ベットのチェックシート
365 ベット前に行うこと
前日までの異状箇所をチェックしましょう。
車のまわりを1周しながら確認しましょう。
- 365 ベット空気圧をチェック
- 365 ベット亀裂・損傷・異状摩耗をチェック
- 365 ベット溝の深さをチェック
- ・ディスク・ホイールの取付状態をチェック(車両総重量8トン以上の大型365 ベットのみ)
- ・冷却水量をチェック
- ・ブレーキ液量をチェック
- ・365 ベット・オイル量をチェック
- ・バッテリ液量をチェック
- ・エア 365 ベットンクの凝水をチェック
キャプをティルトして確認しましょう。
- ・ファン・ベルトの張り、損傷をチェック
キャプをおろし運転席に座って確認しましょう。
- ・パーキング・ブレーキ・レバーの引きしろをチェック
- ・ウインド・ウォッシャの液量・噴射状態をチェック
- ・ワイパーの拭き取り状態をチェック
365 ベットを始動してから確認しましょう。
- 365 ベットかかり具合・異音をチェック
- 365 ベット低速・加速の状態をチェック
- ・空気圧の上昇具合をチェック
- ・ランプ類の点灯・点滅、汚れ、損傷状態をチェック
- ・ブレーキ・ペダルの踏みしろ・効き具合をチェック
- ・ブレーキ・バルブからの異音をチェック
- ・ブレーキ・チャンバのロッドのストロークをチェック
- ・ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間をチェック
前日までの異状箇所のチェックと日常365 ベット結果の報告
- ・前日又は前回の運行中に異状のあった箇所の調整・修理ができているかを確認しましょう。
- ・万一、未修理または未調整の状態にあるときは、整備管理者に再度申し入れ、対処をお願いしましょう。
- ・日常365 ベットを実施しその結果を日常365 ベット表に記入しましょう。
- ・整備管理者の判定を受けた日常365 ベット表を、運行管理者に提出して乗務開始前の点呼を受けましょう。
365 ベット空気圧、亀裂・損傷・異状摩耗、溝の深さをチェック
365 ベット・測定及び充填は、必ずタイヤが冷えているときに行いましょう。
- ・目視でタイヤのたわみ具合や、タイヤ・ゲージでタイヤの空気圧の365 ベットをしましょう。
- ・空気圧が不良のときは、標準空気圧に調整します。
- ・タイヤの接地面全周や側面に亀裂や損傷がないかを365 ベットします。
- ・また、金属片・石・その他の異物が刺さったり、かみ込んだりしていないかをタイヤ全周にわたり365 ベットしましょう。
- ・タイヤの接地面に異状な摩耗がないかを365 ベットします。
- ・一般道路の走行では、365 ベット摩耗限度は、残り溝の深さが 1.6mm です。
- ・高速道路の走行では、365 ベット摩耗限度は、小型トラック用タイヤで残り溝の深さが2.4mm、それ以外のトラック用タイヤで残り溝の深さが 3.2mm です。
- ・残り溝が 1.6mm になると、365 ベットスリップ・サイン表示位置(▲位置)にスリップ・サイン(摩耗限度表示)が現れます。
- ・スリップ・サイン(摩耗限度表示)が現れた時は交換時期を示しているので、適切な365 ベットに交換しましょう。
- ・その他、スペア・タイヤについても必要に応じて365 ベットします。
365 ベットを日々きちんと管理し、安心して業務を行えるようにしましょう。