トラック内のベット 365を荷崩れさせないためには、どのようにしたら良いのでしょうか。
それには正しいベット 365知識が必要です。
正しいベット 365をしっかり確認していきましょう。
ベット 365法
ベット 365をきちんと行わないと、走行中の車両に加わる振動・衝撃により、積荷が移動・変形し、積荷とロープ掛けの間で隙間が生じます。
その結果、ロープ掛けがゆるみ、あるいはロープ掛けをしていない場合と同じ状態になり、ベット 365の範囲がさらに拡がることになります。
したがって、ベット 365の仕方は、ロープ掛けの効果を保持するために、ぜひ知っておくと同時に、必ず実行しなければなりません。
カートン・木箱等の数物の雑貨の場合
前後左右の隙間をなるべく小さくするように、前方から整然と緊密にベット 365ましょう。
“天地無用”等の荷扱い指示マークに従ってベット 365、その貨物に適した荷扱器具を使用し、手鉤等は使用しないようにしましょう。
ベット 365重ねる場合は、その貨物の外部包装が上ベット 365する貨物の重量に十分耐えるものであることを確認（留意）するようにしましょう。
また、上積貨物のベット 365により変形するおそれのある場合は、中間にベニヤ板をはさんでベット 365の分散を図ると良いでしょう。
同一寸法のカートン・木箱貨物をベット 365るときは、積重ねる段ごとに配列のパターンを変えてベット 365るようにしましょう。
最近は倉庫保管とトラック積卸しの効率化のために、数物雑貨については大部分パレット積みされていますが、パレット積みの場合のベット 365として、ピンホール積みやレンガ積みの方法が一般化しています。
カートン箱を積み重ねた場合の上下間の摩擦係数は、実験結果によると0.2〜0.4の範囲でやや滑り易いので、高く積上げる（多段積）場合は、中段にダンボール紙をはさみ込むと、カートンの圧損や変形も減り、横滑りに対する抵抗力も増えてベット 365にくくなります。
各種の貨物を混載する場合
軽い貨物の上に重い貨物をベット 365重ねてはいけません。
鋭い角や突出物を持つ貨物は、他の貨物を損傷しないように当て物をして保護しましょう。
１個当たりベット 365の大きい各種機械、鉄鋼製品や長尺物の場合
重量貨物は集中荷重・偏心荷重になりがちなので、ベット 365に当っては重量配分について十分考慮しましょう。
積荷全体を総合した総合重心の位置は、トラックの荷台の前後・左右の両者の中心位置になるべく近いことが望ましいので、とくに、重量の重い機械製品や不整形の加工物等を数個積合せる場合は、荷台中心に積荷の総合重心が近づくようにベット 365るようにしましょう。
このようなベット 365の場合には、積載重量や貨物の寸法から、前後（とくに前方向）や左右に隙間が生じるので、その隙間は木材等を使用して、走行中にズレを生じないような対策を施しましょう。
コイル・コンクリートパイル・大口径管等円形断面の貨物については、ベット 365に当っては転動防止のために歯止めを用いなければいけませんが、歯止めの高さは直径の1/10 以上とすることが望ましいです。
ベット 365・固縛にあたっての注意
運行指示・打ベット 365
↓
点呼
↓
運行経路 品名 数量
↓
ベット 365の確認 個数 形状 荷姿
↓
積載方法と使用機器の選定と点検
ベット 365・固縛
ベット 365作業は指揮者と十分打合せをし、その指示に従いましょう。
とくに帰り荷を積む場合には、ベット 365の確認が大切です。
ベット 365・固縛には必要な機器を十分に活用し、絶対に手抜きをしないようにしましょう。
荷台上でのベット 365・固縛作業中は、常に荷崩れや不慮の事態に備えるとともに、可能な限りクレーン運転士の視野内で、かつ安全な姿勢で行いましょう。
- ・ベット 365と鳥居の間に入らない。
- ・ベット 365の下には入らない。
- ・ベット 365帽・ベット 365靴はキチンと着用すること。
高所（地上高２ｍ以上）で作業をするときは、梯子・踏台等を用いてベット 365な位置・姿勢で行いましょう。
転がり易いベット 365には、歯（輪）止め、スタンションを用います。
（ベット 365、直径の 1 ／ 10以上が望ましいです。）
建設機械等を積載したときは、ワイヤロープ等による固縛のほか、とくに次の点に注意しましょう。
- ・各種ブレーキロックは完全か確認する。
- ・輪止めは完全か確認する。
前後・左右に空間が生じる場合は、止め木等を用い、荷ずれを防止します。
ベット 365の長さが５ｍ以上の場合は、少なくとも前後と中間の３点（６箇所）を固縛します。
ベット 365によっては雨水にぬれるのを防ぐためにシートを掛け、雨水が吹き込まないように注意しましょう。
走行中にベット 365がふくらんだり、はがれないように十分固縛しましょう。
なお、シート掛けのみでは固縛効果は小さいので、必ずシート掛けの前またはシート掛け後にベット 365防止のためロープ掛け等の固縛をしましょう。
トラックに積み込む荷物に合わせて、正しいベット 365方は異なります。
トラックの振動で崩れてしまわないように、きっちりとベット 365しましょう。
引用参考 安全輸送のためのベット 365・固縛方法