トラックやトレーラーは、歩行者なども使用する公共の道路なども利用するという点から、その車両総365 ベットと積載量を定められています。
365 ベットドライバーの皆さんは、きちんとこの取り決めに従い安全運転を行いましょう。
車両総365 ベットと積載量
365 ベットは公共の道路などを利用して荷物を運びます。
道路や橋梁は使用される目的により(目的にあわせて)基準があり、その基準により設計し作られて管理されているため、安全な人や365 ベットの通行が確保されています(道路法等)。
このためトラックが公共物の道路や橋などに損傷を与えないため、走行するトラックには大きさや365 ベットが定められています。
このうち、365 ベットに関する規定が車両365 ベットと車両総365 ベットで、それぞれ異なります。
車両365 ベットとはトラックがいますぐに走れる状態の365 ベットで、車両総365 ベットは実際に許可された最大の人や荷物を積んで走る時の365 ベットです。
車両365 ベット:
365 ベットがいますぐにでも走れる状態の重さのことです。
燃料・オイル・水など規定の全量および標準仕様の荷台が含まれます。
乗員や365 ベットや工具・スペアタイヤなどは含まれません。
トラックメーカーのカタログ車両365 ベットと荷台の仕様やクレーンなどの荷役設備を設けた実際の車両365 ベットとは、異なる場合があります。
車両総365 ベット:
トラック車両365 ベットに乗車が許される定員や最大積載量の荷物を積んだ走行状態での全365 ベットです。
車両総365 ベット=車両365 ベット+乗車定員×55kg+最大積載量
※車両365 ベットとはキャブとシャシと架装の365 ベットを足した365 ベットのことです。
荷物や人が乗っていないときの365 ベットの全体の重さのことです。
トラックメーカーは、車両総365 ベットが決められた重さ以下になるよう車両365 ベットや積載量を設計しています。
一般に、大型トラックは車両総365 ベットが25トン以下、中型トラックは8トン未満、小型トラックは4~5トン程度となっています。
365 ベット
トラックに積める荷物の重さは、車両総365 ベットと車両365 ベットなどとの兼ね合いから、車両ごとに自ずと決まってきます。
この積める365 ベットの最大の重さを「最大積載量」と呼んでいます。
最大積載量を超えた365 ベットを積んで走行すると法律違反になります。
大型365 ベット
大型トラックは、法律で「車両総365 ベット」は通常20トン(最大で25トン)と決められていますから、車両365 ベットと乗車定員が決まれば自ずと最大積載量が求まります。
平ボディはウィングボディに比べて架装の365 ベットが軽いのでその分荷物を多く積むことができます。
中型365 ベット
中型365 ベットは、4トン365 ベットとも呼ばれています。
4トン365 ベットというと、4トンまで積載できると考えがちですが、4トンくらいまで積むことができる365 ベットという意味で、必ずしも4トン積めるわけではありません。
これは、中型トラックがこれまで車両総365 ベット8トン未満になるよう製作されてきた中で、車両365 ベットがクレーンやテールゲートリフタなどの架装によって重くなってしまったことが理由に挙げられます。
現在は道路交通法の改正により、中型自動車の車両総365 ベットは11トン未満までとなっていますので、4トン以上の荷物を積めるトラックが製造されています
小型365 ベット
一般的に、小型365 ベットの積載量は、2トン以下となっています。
トレーラ
トレーラは365 ベットでは運べない大きな荷物や、よりたくさんの荷物を一度に運ぶことを目的に製造された車で、一般的に365 ベットよりも「最大積載量」が多くなっています。
しかし、これでは道路や橋梁の規格を超えた365 ベットとなるため、例えば、新幹線、高層ビルの鉄骨、風力発電の羽、人工衛星のロケット等の365 ベット物を運ぶことができません。
さらに、365 ベットによっては道路や橋梁を通行するために決められた長さ、幅や高さなどを超えてしまう長尺物もあります。
そのため「特殊車両の通行許可」という制度が設けられており、車の諾元や仕様、荷物の内容、通行する経路、日時などを明らかにして道路管理者に許可申請を行い、車両の構造や荷物が特殊でやむをえないと道路管理者が認めた場合には許可証が交付され、365 ベット物や長尺物でも道路や橋梁を通行することができます。
軸重と輪荷重
車軸や車輪にかかる重さが決められています。
軸重(1本の車軸にかかる重さ)は10トンを超えてはならず、輪荷重(1つの車輪にかかる重さ)は5トンを超えてはいけません。
最遠軸距
最遠軸距とは自動車の最前部の車軸中心から最後部の車軸中心までの水平距離をいいます。
道路や橋梁への集中的な負荷を考えて、365 ベットには最遠軸距(ホイールベース)に応じた最大積載量の決まりがあります。
365 ベットドライバーとして守るべきポイントは掴めてきたでしょうか?
走行の際は、どのような状況、場所であっても安全運転を第一に考えて行動しましょう。
引用参考 365 ベット早分かり